世界一周
海外出張チャレンジ

社長、
世界一周してきてください

オフショア事業と日本語教育サービスの販路開拓のため、
40日間で12カ国を巡るビジネストリップ世界一周チャレンジ

雲上部
2023.05.22

世界一周
海外出張チャレンジ

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2023年2月、40歳を目前にした私は体力があるうちに成し遂げたいことがありました。
それは、世界のIT市場の情報をかき集めること。

日本は人口1億ほどの市場規模ですが、世界に目を向けると対象が80億人に広がります。 その点で「ITビジネス」は言葉を超えてビジネスができる可能性を秘めています。

しかしながら新型コロナウイルスが猛威をふるい、世界の経済を混乱させました。 世界が、経済が、元の姿に戻ろうとしている今、ベンチャー企業だからこそのスピードで現地に赴き「生」の情報に触れることがビジネス拡大に大きな意味を持つと考えています。

そこで、世界のIT市場の最新情報をゲットするため、世界一周の出張に行くことに決めました。
行程は世界一周チケットを利用して、40日間で12カ国。 忙しい旅になりますが、オフショア開発のニーズ調査と、日本語教育×ICTの販路開拓を主目的にして旅をしてきましたので、その様子をお届けしようと思います。

クエストスタート!

- 1カ国目 -
アメリカ/ニューヨーク

ニューヨーク街中

トランジットの時間を利用して、マンハッタンへ繰り出しました。 私は幼少期にアメリカで育っており、実に30年ぶりの訪問でした。 人の多さと熱気、さらには物価高に圧倒されながらも、日本の安さを感じました。

- 2カ国目 -
イギリス/ロンドン

ロンドン街中

続いて訪れたロンドンは、世界のビジネスの中心地。 会社設立も比較的容易で、会計ルールが日本と近いことなど、ビジネスの環境が整っています。 EU離脱から2年経過し、ビザ取得の手間が増えたことから人材の流動が鈍化してしまったようです。 日本と同様にIT人材不足に悩んでおり、政府はジョブチェンジする環境を整えてエンジニア転職を増やしているそうです。 オフショア開発も活用しているようですが、言語や時差のこともあって多くは東ヨーロッパに発注しており、 アジア発注はあまり耳にしないとのことでした。

- 3カ国目 -
フランス/パリ

凱旋門

パリのIT企業やエンジニアに会いにイギリスからドーバー海峡を渡る列車「ユーロスター」に乗ってフランスへいきました。 彼らの話によると、フランスのIT市場はロンドンと比較して小さいとのこと。 ITエンジニアの中では、最先端技術や高い給与を求めてルクセンブルクやスイスなどで働くのが人気なのだとか。

- 4カ国目 -
ドイツ/デュッセルドルフ

デュッセルドルフ景観

続いて、東京都の支援を受けてデュッセルドルフという街で商談を重ねました。 日本人が7000人近く住んでいて、何よりも日本食が豊富!買えないものを探す方が大変だと思います。 あまりにも納豆が食べたくて3パック購入してしまいました。 日系自動車製造業が多く進出している一方で、日系IT企業はあまり多くない印象です。 中小企業はオフショアも活用しており、主に東ヨーロッパへの発注が中心とのことですが、賃金高騰でメリットが少なくなってきているのだとか。

- 5カ国目 -
ルクセンブルク

ルクセンブルク景観

ルクセンブルクという国をご存知ですか? 人口60万人ほどの小国にもかかわらず、一人当たりのGDPが世界1高いというユニークな国です。 ヨーロッパを代表する金融業が集まり、多くの外資金融企業が拠点を構えていることが所得の引き上げに繋がっています。 政府の支援も充実しており、大学の学費は日本の半分以下、公共交通機関は全て無料でした。

- 6カ国目 -
ベルギー/ブリュッセル

ブリュッセル街中

続いて訪れたベルギーは、ドイツ・フランス・オランダに囲まれた国ということもあり、周辺諸国とビジネスの連携を強めていると感じました。 現地のIT企業を訪問した際に聞いた話によると、人月単価が周辺国と比較すると安いため、国外案件を受注することが多いとのこと。 一方で、下流工程を受注することが多いため、上流工程のスキルを伸ばすことが難しいとのことでした。

- 7カ国目 -
スペイン/バルセロナ

バルセロナ景観

続いて訪れたバルセロナは、IT企業誘致に成功している街。 世界の大手テック企業がバルセロナに注目し、次々とオフィスを作っています。 欧州・欧米の平均と比べると賃金も物価も安い点がビジネスの魅力です。 この時点でヨーロッパ6カ国周りましたが、バルセロナが最もグローバル化が進み、ダイバシティが浸透していると感じました。

- 8カ国目 -
バングラデシュ/ダッカ

バングラデシュ野球ナショナル代表チーム集合写真

続いては第二の故郷と言えるぐらい行き慣れた国、バングラデシュ。 ヨーロッパ圏からアジア圏へ移動したのもあり、落ち着きました。 日本のODAで電車が開通するなど渡航するたびに新たな変化が見える、成長目まぐるしいです。 今回の滞在では、展示会の出展や数々の商談を控える中、会社としてとても喜ばしいイベントに参加してきました。 なんとバングラデシュ野球ナショナル代表チームのスポンサーになりました! 日本で人気のあるスポーツをきっかけに、日本とバングラデシュの交流を深める取り組みをしていきます。

- 9カ国目 -
ネパール/カトマンズ

カトマンズ街中

続いてはネパール。 日本で生活していると、コンビニや居酒屋の店員、ホテルのスタッフなどネパール出身の方を見かける機会が多くなりましたね。 ネパール国内の市場を見ると、日系IT企業の進出は多くない印象。 一方で、ITエンジニアはネパールでも人気の職業で、ITエンジニア関連の卒業生も年々増加傾向にあるそうです。 近い将来、SUNにもネパール出身者が入社してくれることを期待したいです!

- 10カ国目 -
インド/ニューデリー

ニューデリー景観

続いて、2024年に人口が世界一となるインド。GDPが日本を超える日もそう遠くありません。 私が滞在している間にもG20が開催されていたりと、まだまだ世界から注目を集める国です。 日系大手企業もインドに開発拠点を移し、現地で雇用するケースが増えているとのこと。 日本の賃金安が及ぼす影響は、オフショア開発のビジネスにも顕著に現れていました。

- 11カ国目 -
シンガポール

シンガポール夜景

続いて『アジアのビジネス中心街』とも言われるシンガポール。 日系企業は当然ながら、世界各国の企業が進出しています。 その理由は2つあり、①法人税率が低いこと、②外資系企業誘致に成功しており、世界各国から優秀な人材が集まることだと考えられています。 日系企業が、アジア拠点をシンガポールに置くケースも非常に多いです。

- 12カ国目 -
オーストラリア/パース

パース街中

最後は移民の国、オーストラリア。居住者の30%近くが国外で出生したという統計があるほどです。 資源国として日本も注目しており、2022年には岸田首相もパースを訪れていました。 日本語教育アプリを運営するSUNとして注目したのは、初等・中等教育で第二言語として日本語が選べること。 日本語学習者の数も、世界で4番目に多いのです。

クエストクリア!!

12カ国の訪問を終え、40日ぶりに日本へ帰国しました。

この出張を通して最も感じたのは、日本の物価の安さと給与の低さです。 グローバル企業として世界で活躍するためには、日本における「価格勝負の時代」を終わらせなければいけないなと感じました。 世界各国で日本車や日本の製品を目にして、日本の品質は素晴らしく、世界に通用することを肌で感じています。 この素晴らしい技術と品質を、世界基準の正当な価格で勝負ができれば、日本はまだまだ発展の余地があると感じています。

出張で得た世界各国の最新情報を社内に持ち帰り、IT企業として何ができるか、 SUNがどんな可能性を秘めているのかを社員とともに考え、会社の発展に繋げていきたいと考えています。

現在の社長ステータス

ナカソネ シュンペイ

LV:6 ▲LVUP!

ステータス

  •   つよさ:003333 ▲UP!
  •  すばやさ:003333 ▲UP!
  • たいりょく:004444 ▲UP!
  •  かしこさ:004444 ▲UP!
  •  ともだち:005555 ▲UP!

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